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希少で奇妙な蘭「コリアンテス・マクロコリス」洋蘭展に展示開花

熱帯アメリカに自生するランで、花弁がバケツの形になっているため、「バケツラン」とも呼ばれます。
バケツに似た変わった形と特徴的な受粉の仕組みがあります。花の寿命が短く、栽培も難しいため植物園でもめったに花を見る機会がありませんが、つくば洋蘭会のご協力で展示しています。いつ見られるかわからない希少な花をぜひこの機会にご覧ください。

※20日に咲きました、咲いたら3日程しかもたないそうです。お急ぎください。

受粉方法  独特のにおいでハチを誘い、花から分泌した水のようなものをためた「バケツ」に落ちるのを待ちます。「バケツ」に落ちたハチは濡れて飛べなくなりますがハチがぎりぎり通り抜けられる通路は1か所あり、そこを通ることで花粉が体につき、その後別の花に運ぶという独特の受粉を行います。